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概要

陸上生物圏と大気の合計炭素量を一定値とした上で、陸上生物圏を表すモデル (生産、呼吸、成長、枯死)を構築して 1 カ月ごとの生物圏純生産を計算し、そ の値によって翌月の大気 CO2 濃度を再計算し、大気と陸上生物圏と の間の年間炭素フラックスの収支が 0 になり、大気と陸上生物圏が共に平衡状 態に達するまでシミュレーションを行なった(モデルの構造参照)。

シミュレーション範囲は地球を緯度方向に 30ごとに、計 6 つ に区切った上で行ない、気象パラメータは 0.5間隔のデータから、各緯度 帯ごとの平均値を計算して用い(気象パラメータ参照)、植生は 6 つの種類に 分類し、各植生ごとに独自の生理パラメータを与えた(植生パラメータ参照)。



Yoshihiko OHTA
1998年1月21日