イベントドリブン型日記 2006年5月

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2006年 5月 2日 火曜日

Theo de Raadt on Exploit Mitigation Techniques

 Tokyo PC Users Group主催の、Theo de Raadtの講演というか勉強会みたいなのに行ってきた。
 Tokyo PC Users Groupは主に日本在住のenglish speakerな人たちの集まりで、今日も全編英語。Theo が来る、ということで日本人の参加者も5人くらい来てた。Gentoo な人とか、NetBSD な人とか。当然英語で自己紹介させられる :)
 本編は、ProPolice とか W^X とかをはじめとする、OpenBSD でどのような防御策を行っているか、という紹介。でも今日は一日なんだか眠かったのでうつらうつらしちゃった…。しかし Theo の英語は半分も聞き取れなかったなぁ。来週からの旅行に不安が募る。


2006年 5月 5日 金曜日

買い物

Moonlight mile 12 H-IIA上陸 (ビッグコミックス) / 太田垣 康男 [ISBN4-09-180325-3]

フラワー・オブ・ライフ 3 (Wings comics) / よしなが ふみ [ISBN4-403-61829-4]

S-Fマガジン 6月号
ヤングアダルト特集。

ゆずてん

[こんな絵] [入り口]  須藤真澄さんの「ゆず」の絵を集めた個展、ゆずてんに行ってきました。いままでまんがの森とかで原画の展示をしたことはあったけれど、個展をするのはたぶんこれがはじめて。先日天寿を全うした須藤さんの愛猫「ゆず」とのお別れ会みたいなものですかね…。「ゆず」から「長い長いさんぽ」、「どんぐりくん」等々、ゆずが居なかったら描かれなかった、生まれてこなかったであろう作品の数々を思い返しつつ、写真のようにらぶりーに額装された絵を眺めていると、ゆずの体温、須藤さんの暖かみが感じられてくる、素敵な空間でした。
 日曜までやってますので、そこのあなたもぜひ。
 (写真の掲載は、須藤さんから「どんとこい」とのことでしたのでお言葉に甘えて掲載させてもらっています)


2006年 5月 6日 土曜日

ただいま空の上

 ただいま、ANA NH010 便で New York へ向かう機上の人となりました。外は一面の雲です。
 Connextion By Boeing で IP reachable になってみました。1時間 で$9.95, 2時間 $14.95, 3時間 $17.95, 24時間 $26.95, というのが今のレートみたい。
 ssh でおうちのサーバに入って IRC したり、デイリーポータルZ読むのはわりと快適にできますね。さすがに USB カメラ繋いで XCAST しようとまでは思いませんが…。

JFK到着

 12時間程のフライトを終え、無事JKF空港へ着陸し、指紋と顔写真を撮られて、アメリカ入国です。機内でペーパーテストを受けたり、ばらまきクイズで駆け回ることもなくあっけなくニューヨークへ。
 特に急いではないし外の景色を眺めながら行きたかったのでバスでマンハッタン(Grand Central Station)へ行こうとしたのですが、ターミナル7のバスのマークがあるドアを出るといきなり(もちろん英語で)話しかけられて、いきなり聞き取れずどうしようかと思う。やがて one way か round trip かと聞かれていることがわかったので、次は JFK ではなく New Ark からの出発なので one way と答えて $15 払ってバスを待つ。
 バスの中で、成田でレンタルした vodafone の携帯電話 (V801SH) の電源をつけてみると、無事 GSM のアンテナをつかんでいる模様。初めて使う機種にとまどいつつ世界時計を東部標準時(夏時間)に合わせているうちに、風景が変わってきて摩天楼がみえてきます。いよいよマンハッタン。

マンハッタン

 Grand Central Stationでバスを降りて、52 street broadway にある今回の宿、Novotelへ。初めての土地なのでわかりやすい道を、と Times Square 方面を経てbroadwayを北上しようと歩いていったんですが、えらい人で別の道にしとけばよかった、とえらい後悔。スーツケース転がしながら歩くところじゃありませんでした。週末だし。おまけに日差しがきつくて暑いです。5月ですが、Tシャツ一枚でいいくらい。
 チェックインを済ませてホテルの部屋で一息したあと荷物を置いて、とりあえずホテルの向かいのスターバックス(#00852)で北米仕向けのスターバックスカードを手にいれ、ラテとパン(loaf banana)をひとつ買ってお昼ごはん。
 基本的にはアメリカのスタバも日本と同じですね。っていうか逆ですけど。不必要な程フレンドリーですが、それはまぁアメリカだし。オーダーする段になってラテ (latte) のイントネーションが英語じゃないしいまいちよくわかんなかったんですが、一応通じたみたい。会計の時にカード代と飲食代を一緒にするか別々にするか訊かれたんで、てきとうに一緒で、って答えたら、せっかくカード買ったのにそれとはべつにお金請求されちゃって失敗。さっそく 89セントも小銭ができてしまってカード買った意味が…。US来るのは2回目だけど5年前だし、外国のコインなんてみてもよくわからん。

[セントラルパークの南の端]  残ったラテを片手に、broadway をそのまま北上し、セントラルパークへ。南北4km×東西0.8kmということなので、ほぼ筑波大のキャンパスが入ってしまうくらいの広さがひとつの公園になっています。さすがに広い。歩いていると日が暮れるので10分ぐらい中を歩いて5番街へ。
 Fifth Avenueをこんどは南下します。高級ブランド店に入る勇気はないので GAP に入ってみたら、日本とあんまり変わらないですね。Tシャツはインドネシア製だし、綿の長袖シャツはカンボジア製でした。でも日本では見掛けないものも売っているような気がします。まぁ、日本でも一部の店でしか売ってないものはあるみたいですが。
 ロックフェラーセンターでは紀伊国屋書店に行ってみたら、日本語の本がなかなかたくさん。日本でもわりと広めなほうじゃないでしょうか。コミックとかサブカル方面もちゃんとあって、ニューヨーク在住になったら重宝しそう。
[ニューヨーク公共図書館] ニューヨーク公共図書館ではフランスの挿絵の特別展示をしていました。入場は無料ですが、出入り口の前のアクリル箱に自分でお金を入れるようになっているのがアメリカ的な寄付で運営する方針が垣間見えて興味深いです。
[エンパイアステートビルから南のウォール街方面]  そのまま5番街を下っていき、エンパイアステートビルへ。空港みたいな厳重なセキュリティチェックを受けたあと、86階の展望台へ。WTC がなくなって再びニューヨークでいちばん高いビルになったそうですが、さすがに高い。open airなテラスに出られるのもいいですね。降りたあとはいい加減疲れたので、ちょっとどきどきしながら地下鉄へ。
 ニューヨークの地下鉄は、日本とは違って路線には 1 とか 4 とか A とか記号しかついてなくて、ちょっとめんくらいます (A は Take the 'A' train という曲で有名)。最近は東京の地下鉄も G とか Z とか記号もついてますけど、記号もあるのと記号しかないのではえらい違い。料金が均一でどこまで行っても $2 だけど、ちょっと移動するのでも $2 なのは、安いような高いような。行き先表示も始点と終点の両方書いてあるので、どっち行くかわからん…。Express がどこの駅に止まるのかどうかもよくわからん(51st station にはとまんなくて戻る羽目になった)。単に uptown, downtown で南北どっち行くか判断しないといかんらしい(マンハッタンの地下鉄は概ね南北)。
 そんなこんなでホテルに戻ってちょっと休憩…。

マンハッタンのごはん

[ラーメン with poak meal]  旅行先でいつも困るのが、食事。これは日本でも同じなんですが、ひとり旅で酒も飲まないので、どこへ行ったらいいのか検討がつかず、抜いてしまうこともしばしば。
 今晩はとりあえず地球の歩き方に載っていた中華料理やさんへ行ってラーメンを頼んだのですが、poak meal つきのを頼んだら、これでもかとばかりにチャーシューが載ってて、さすがアメリカ、と思うのでした。チャーシューで麺は見えませんが、極細・細・太の3種類で、これは極細 (angel's hair とか名前がついてた)。
 帰りに近くのスタバ(朝とは別の店)に寄ってホテルへ帰ります。

マンハッタンのホテル

 マンハッタンのホテルは、むちゃくちゃ高い。値段が。日本だとシングルで1万円も払えば、なんかぜいたくな気がするけど、マンハッタンでは中級ホテルでも $250 ぐらい。安いホテルもあるけど、安全を買うと高くなってしまうようで。そのかわりシングル・ツイン・ダブルで値段差はほとんどないんですが、一人旅だと高くつきますね。
 わりと無線LANのサービスは一般的みたいだけれど、無料なところはそんなに多くない模様。今回泊まったところは ホテルの設備として Wi-Fi access と書いてはあったけど有料で、T-Mobile のサービスを買う必要がありました。値段は1日$9.99。速度は有料な分、わりと速そう。日本にアクセスするには太平洋を越えないといけませんが、べつに遅くは感じないのは、日本から海外のサイトへ行くのと同じ。
 今回ここ(Novotel)に決めたのは、場所が便利なのと、値段が高すぎないのと、Grand Central Station に着いたあとタクシーやらバスやら地下鉄やら乗らなくても(乗れなくても)自力で歩いてたどり着ける距離というので決めたんですが、そう悪くはないところです。ただ、ドアがカード式なんですが、たまにしか開かないというというのが難点。どうしても開かないんでフロントにみてもらうよう頼んだんですがなかなか来てくれず、がちゃがちゃやってたら開いたんで、疲れたし英語で説明するのも面倒だからもういいや、とあきらめてしまいましたが。

マンハッタンのタバコ事情

 ニューヨークではレストランでの喫煙は禁止されています。単に禁煙だというだけではなく、PROHIBITED BY LAW、と掲示されています。それはうれしい限りなのですが、道で歩きタバコする人は、少なくないですね。そのへんはカリフォルニアとは違うところ。まぁ、そんなに煙や吸い殻は気になりませんでしたが。
 これに限らず、法律で禁じられてます、っていう掲示はわりといろんな場面でみました。


2006年 5月 7日 日曜日

JTBツアー

 ニューヨーク滞在2日目。今日はJTBのツアーに参加して、マンハッタンをめぐります。
 集合場所に行こうとホテルの外に出たら、なんだか昨日とは違って肌寒く上着をとりに戻るはめに。どうも昨日がいつもより暖かかったということみたい。
 集合場所のヒルトンに行こうと6番街へ行くと、自転車(ロードレーサーやらマウンテンバイクやらいろいろ)が次から次へと通っていきます。どうも今日はニューヨーク州を舞台にしたレースの日らしく、あとで調べてみたらThe Five Boro Bike Tour というニューヨークの5地区をまわるレースだそう。知っていれば自転車持ってきたのに…。
 ヒルトンが面している6番街が通れないので、バスへの乗車も7番街まで歩いて行います。ガイドしてくれた長谷川さん曰く、今日が一年でガイドするのが一番大変な日だそうで…。

 まずは南端のWorld Trade Center 跡地に隣接するWorld Financial Centerへ向かう道すがら、タイムズスクエアを通ったり、ハドソン川を通ったり、SOHO、ヴィレッジ等々車窓から説明をしてもらいます。やっぱり在住の人だけあって、ガイドブックより詳しい…。
[グラウンド・ゼロ]  そんなこんなでWorld Financial Centerに着いて、ビルとビルの間のガラス張りになったWinter Garden という空間からWorld Trade Center跡地を眺めます。もうだいぶ Freedom Tower の建設が始まっていて何もないというわけではないのですが、まだ工事をしているのは地面よりもだいぶ下で、ここに以前はマンハッタンで一番高いビルがあったんだなぁ、と感慨にふけるだけの余地は残した跡地状態ではありました。
[自由の女神]  バスへ戻ったあとは以前砲台だったという Battery Park へ。ここから遊覧船でハドソン川を遡上して、自由の女神のそばを通って、イーストリバーへ行って戻ってくるというものなのですが、さっきまで居た World Financial Center や昨日登った Empire State Building なんかを島の外から眺めるというのも面白いものですね。
[サウス・ストリート・シーボート]  Battery Park へ戻ったあとは South Street Seaport にある Pier 17 のフードコートで昼ごはん。日本食っぽいものも目にします。なんだかキーワードは "Teriyaki" のようで、今後もあちこちでこの単語は目にすることになります。South Street Seaport はすぐ隣に US Coast Guard の練習船が泊まっていて、練習生(?)がマストにかかった網を登る訓練をしていました。あまりに身近なんでびっくりしましたが、もともとそういう場所にショッピングセンターを作ったのかな。
[メトロポリタン・オペラ・ハウス]  ごはんを食べたら、こんどは 1st avenue を北上しながら国連ビルのそばを通りつつ、セントラルパークの南で西に向かい、リンカーンセンターへ。ここではたまたま David Brain という人(ガイドさん曰く引田天功みたいな人) が水中で7日間過ごしたあと縄脱けをするとかいうパフォーマンスをしている最中で、えらい人だかりでした(asahi.com USAの記事)。
[ロックフェラーセンター展望台から南]  最後にアッパーウエストを北上してジョン・レノンの済んでいたダコタハウスをみつつ、Central Park を横切り 5th avenue を南下して Rockefeller Center の展望台へ。ここはEmpire Statue Building に比べてあらかじめ時間を決めて予約できるとか、Empire State Building をみることができるという利点があるらしい。
 このままヒルトンに帰ってもいいのですが、ヒルトンに宿をとっているわけでもないので、ここでツアーにはお別れして、もうちょっと観光してみます。

Village Vanguard

[ヴィレッジ・バンガード]  ツアー終了後、WFC の窓からしかみれなかった ground zero をもうちょっとちゃんとみよう、と地下鉄で WTC 駅まで行き、一周してきました。もう5年も前のことですが、犠牲になった方の名前をみたり、説明がきを読んでいると、いろいろな思いが浮かんできます。
 その後 East Village の Strand Book Store に寄り道しつつ、Greenwich Village にあるジャズクラブの老舗、Village Vanguard へ(本屋じゃないすよ)。
 今日は Dave Douglas という人のライブ。この人自体は実は名前も知らなかったのですが、リズム隊が James Genus(b) に Clarence Penn (ds) という小曽根真トリオの二人だったので、行ってみました。web で予約/支払いができるってのもありますが。
 開演の1時間ぐらい前についてみると、写真のように列ができてました。それがふつうなのか、熱心なファンが多いのかわかりませんが…。まだまだ明るいですが、午後9時開演で午後8時ぐらいです。オープン時間になって階段を降りて中へ入ると、日本でもよくあるタイプの、例えていえば PIT INN みたいな感じの店ですね。Blue Note Tokyo や Blues Alley Japan とは違うというか、料理を楽しむところではないというか (夕食食べてから行けばよかった…)。
 あんまり知っている曲もなかったのですが、ニューヨークのジャズ初体験はこんな感じなのでした (時差ぼけで眠くて寝ちゃったような気もするが、きっと気のせい…)。
 終わるともういい時間なので、一緒に店をでた現地の人は地下鉄へ乗って帰ろうと話していたり、地下鉄の駅がどこか知ってるかとか聞かれたけど、ちょっと怖いので素直にタクシーを捕まえてホテルまで。
 といいつつ近くのまた別のスターバックスへ寄って帰ります。


2006年 5月 8日 月曜日

アメリカ自然史博物館

 ニューヨーク滞在3日目。
 今日はアメリカ自然史博物館 (American Museum of Natural History) へ。
 アメリカの地下鉄はようわからんので、ホテルの最寄り駅から1号線で近くまでいって歩けばいいや、と思ったら以外と遠くておまけに裏口から入ることになってうまく順路をまわれなくて大失敗。やっぱりBかCに乗り換えていくべきでした(そうすれば正面から入れる)。
 というわけで、いきなりローズ宇宙センターからまわりつつ、象をみたりティラノザウルスみてみたり、シロナガスクジラをみたり真っ赤な日本の部屋とかみてまわったわけなんですが、さすがにいろんな展示が揃っていますね。そして、展示ごとに誰々の寄贈、とか書いてある。自分達で使うものは自分達がお金を出して作る、という姿勢は free software でもそうなんだろうな、と思う。shareware も基本的にはそういう考え方なのかなぁ。それにしても立派だ。
 お昼ごはんは博物館のフードコートで。ゴミの分別は形だけは分別用のゴミ箱が一部置いてあるところもあるんだけど、全然分別されてないのは、なんというか持続可能な成長とか環境問題に関する展示と掛け離れているんじゃないか、コラという感じ。
 お昼食べたあともあちこちみてまわっていたんだけれど、だんだん疲れたのか気分が悪くなってきたのでホテルへ帰ることにして、Time Warner Center あたりで地下鉄を降りて、メトロポリタン・オペラ・ハウスでおみやげ買ったりなんだか映画の撮影をしてるっぽいのを横目にみつつ、ホテルへ。


2006年 5月 9日 火曜日

さよなら New York

 ニューヨーク滞在4日目。
 今日でニューヨーク・アメリカともお別れ。ホテルで朝ごはんを食べたあと、コンシェルジュにNew Ark Airport行きのバスをお願いしたら、もっと早くいえボケ、といわれる(いわれないけど)。しょうがないのでチェックアウトを済ませてからタクシーをみつけてもらって、おとなりニュージャージー州の New Ark Airport へ。時間がだいぶあったのでおみやげを物色したり小銭を処分しつつ、スタバへ。
 New Ark Airportの無線LAN事情は、$6.95 / day。T-mobile や Sprint も使えるけど roaming fee がかかるので、直接決済するのが面倒少なそう。
 スタバで時間を潰してからゲートへ向かったら、遅いよなにしてんだよ、と怒られる(怒られないけど)。ちょっと国内線気分でいたかも、と反省しつつ再び空へ。

 New York に来て思ったこと(雑感)

こんにちは Ottawa

 Continental CO3101便で国境を越えて、今回の旅の本当の目的地、オタワへ。カナダの首都とはいえ、とりたてて大きな街ではないため空港もJFK や New Arkに比べるとこじまんりとした地方空港といった感じ。
 たいした入国手続きもないまま (関税はあったような気がする)到着ロビーへ出てくると、JRの臨時切符売り場みたいなこじんまりとした窓口で両替してます。そういえば両替しなきゃ、ととりあえず残った米ドルと円をカナダドルへ両替してもらったのですが、窓口のおばさんからチューリップフェスティバルを見に来たのか、と聞かれる。へぇ、そんなのやってるんだ…。ちなみに1カナダドルは、約100円。去年は90円ぐらいだったらしいんですが…。ということで、10000円札が87.40カナダドルになります。
 オタワ空港から市街地へ行くにはバスもしくはタクシーなのですが、地図みてもよくわからなかったオタワ大学へ行くにはどのバスに乗ってどこで降りればいいのか観光案内所で聞きつつ、地図もらったり切符を買いながら(回数券みたいなのを片道で2枚分)、バスを待ちます(降りたらいい場所は3歩あるいたら忘れます)。
 オタワのバスはOC Transpoというところがやっていて、空港から乗るのは Route 97 しかないようなので、あまり迷うことはありません。そして、地図にあるCAMPUSという停留所がオタワ大学の最寄り停留所な模様。
 よく晴れた空の下のどかな田園風景をみつつがらがらのバスに揺られていると、だんだん混んできつつバス停を少しずつ消化しながら、やがて車窓に "University of Ottawa" と書かれたモニュメントがみえてくると目的のバス停です。

オタワ大学

 バス停で降りると、大学生みたいな人がたくさんいます。大学ですからあたりまえですが。
 とりあえず宿をとった、大学のレジデンスへ。こちらもNew York同様、宿泊代というよりは部屋代なので、一人でも二人でも一泊90CADぐらい。カードで予約してあるので特に問題なく鍵をもらって、部屋で一息。
 机を見渡すと、これみよがしに RJ-45 コネクタがみえるのでとりあえず CAT5のケーブルで繋いでみましたが、どうも職員/学生のID番号が必要な模様。レジデンスのフロントできいてみましたが、やはりビジター向けのインターネット接続設備はないとのこと。まぁきいていたとおりなので、しょうがないなぁ、と街にでます。

オタワを観光

[国会議事堂]  オタワ大学は市街地からそう遠くないところに建っているので(というか市街地の一部)、市街地中心へも歩いて行けます。まずは観光案内所へ行くと、やたらとフレンドリーというか親切に教えてくれます。フレンドリーといってもアメリカのように遠慮ない感じではなく、なんというか観光地的な感じ。で、観光案内所は国会議事堂の道路はさんで正面にあるのですが、ここからみる国会議事堂のきれいなこと。アメリカ的なものばかりみてきた目には、ヨーロッパ的な美しさがひときわ美しくみえます。いやほんと。街角のあちこちに飾られているチューリップにまたこれがよく映えます。
[川の向こうはガティーノ]  国会議事堂の見学をしようとしたんですが、受付がどこかわからず敗退…。あとで調べたら正面の建物の正面玄関みたいなので、すぐそばいったはずだったんだけど、そこが受付とわからなかったんかなぁ…。夏(1週間あとから)になると、建物の外にテントが建って、そっちに受付が移るらしい(このときはテントがあるだけで、誰も居なかった)。  しょうがないので国会議事堂の外ををぐるっとまわって裏にまわると、そこにはオタワ川という川が流れているんですが、その向こうはフランス語しか通じない(なんてことはないだろうけど)ケベック州です。首都をどこにするかもめた際に、どっちもうれしくない英語圏のオンタリオとフランス語圏のケベックの間にある田舎街に定めることになったとかかんとか。
[チューリップフェスティバル]  せっかくなのでチューリップフェスティバルも観に行くことに。市街では、国会議事堂のちょっと東でやっているということなので歩いていくと、学生のアルバイトがチケットのもぎりをしています。一人は日本人で、ひさしぶりに日本語しゃべりました :) で、内容は写真のとおりなのですが、もうちょっと経ってから来た方が、各国(日本も含む)のパビリオンが開いたりして、おすすめらしい。実際、ちょっとものたりない感じ。メイン会場はダウズ湖の方らしいけど、そこまでいく時間はないからなぁ。
 陽射しが暑いので、日向の観光は切り上げて Sparks Street Mall のお店めぐりを。絵はがき屋さんで絵はがき買ったら、切手も売ってくれました。いいお店だ(あれ、切手はとなりの店で買ってくれっていわれたんだったかな? 半年前のことだから忘れてしまった)。そんな界隈を歩いていたら、スターバックス 129 Bank Street店 (#04245) を発見。Wi-Fi サービスもしてたので、ここでしばし休憩。

オタワのスターバックス

 陽射しが暑かったので、トールコーヒーフラペチーノを頼みました。3.10 カナダドルで、消費税が 7%。US で買ったスターバックスカードがそのまま使えました。プエルトリコとか特別変なところでなければアメリカ方面では使えるらしい。プエルトリコにスターバックスがあるってのも驚きですが。
 ここは Bell Hotspot Wireless broardband Inetnet service というのが来ていて、まぁふつうに繋がりました(1時間 7.5 カナダドル)。メール読んだりIRCしたりしつつ、そろそろがまんできなくなっていたトイレを借りようときいてみると、"Sure!" といって色のついた木の板がついた鍵を貸してくれます。そういえばこっちのスタバのトイレは鍵がいるとか、mixi のスタバコミュで読んだ気がします。トイレが2個あって、ドアノブのところにも鍵に対応する色がマークしてありました。
 しかし、スタバのお姉さんがかわいかったからではないですが、カナダ(少なくともオタワ)は非常に観光に力を入れていますね。それまで居たのがニューヨークだったというのを差し引いても、どこにいってもフレンドリーで親切で、街もきれいで、とても居心地がいいです。いいとこですね、ここは。

オタワの晩ごはん

 この時点で18:30なんですが、まだまだ明るいものの、そろそろ晩ごはんの心配をしないと…。ということなんですが、うろうろさすらった結果、今晩はJapanese Villageという日本料理やさんに。私は寿司を頼んだのですが、あとで後悔しました。なぜかというと一緒のテーブルになった人が頼んでいた Teppanyaki (鉄板焼) が、店員さんが目の前の鉄板で料理してくれるのですが、これがほとんどパフォーミングアーツの領域に達しているような身のこなし・手さばきでやってくれるのですよ。おおおぉぉぉ、という感じでこれは一見の価値ありだと思いました。しゃべるのは英語ですが、日本人っぽいので、味もべつに妙なものではないし。寿司は厨房で作られて持ってきてもらうだけですからねぇ…。
 というわけで、1食で25カナダドルぐらい払ったんですが、まぁそれぐらいの価値はあるかも。もともと地元の人が何かの記念日に来る店みたいなので、高めなのはまぁ、そういうものなのでしょう。調度品も結構凝ってるし。
 道に迷いつつレジデンスに帰って、おやすみなさい。


2006年 5月 10日 水曜日

BSDCan 2006 day1

 レジデンスのフロントで朝ごはん食べられるところを教えてもらって、向かいにある University Centre のベーグル屋さん(?)でベーグルと飲み物を買って朝ごはん。
 そしていよいよ、今回の旅の目的のBSDCan 2006へ。
 会場となっている大学の SITE という建物のカフェテリアで hrs さん、daichi さんとおちあって、FreeBSD Developer Summit へ (committer じゃないけど混ぜてもらう)。ちょっと遅れての会場入りになったので、軽く自己紹介させてもらって、話題はdev summitのagenda決めへ。日本在住で CBUG な人たちには顔馴染みの gnn (George V. Neville-Neil; The Designe and Implementation of FreeBSDの共著者) が黒板の前で仕切りをしていて、おぉ、という感じ。BSDCan をコーディネートしてくれている、Dan Langille (FreshPortsやってる人)の近くに座ったので、名札をもらったり領収書をもらったり。
 内容は daichi さんがレポートしてくれているので、そちらを参照してください…。

 dev summit の感想は、なんといっても Robert Watson が死ぬほど早口なのにびっくり。マシンガントークとはこのことか、という感じで、ぜんぜんついていけません。それを除けば英語の聞き取りは、できなくはないけど、話の内容が難しくて日本語でやられてもあんまり理解できなかっただろうな、という感じで、どんなことについて話しているのかはなんとかわかった気がする、という程度。また、文字で読むのと音で聞くのでは大違いで、embuff ってなんのことかと思いながらしばらくきいていたら、やがて、あぁ、"mbuf" のことかぁ、とようやく理解できるなんてことも。

[晩の中華プレート] [Chicken Yakisoba]  お昼ごはんは Rideau Centre にあるフードコートへ。オタワでも何件か見掛けた "Teriyaki Experience" と名打っている Made In Japanというお店で "Yakisoba Chicken" というのを試してみたら、想像とは似てもにつかないものが…。まぁ、これはこれでおいしかったけど、ソースの香ばしさはなかったなぁ…。
 晩ごはんも面倒だったので Rideau Centre のフードコートの中華の店 (Manchu WOK) でオーダーしたら、中華は外れてもそんなにひどくないと思っていたら、油っこくてちょっと敗退…。ぜんぶ食べたけど。料理の選択を間違えたのかも…。ということで Rideau Centre の向かいにあるスタバ Rideau Street/Chapters (#04249) でラテを飲んでから宿へ。ここのスタバは2階建のちょっと大きめの本屋と一緒になってる、日本にはあんまりないスタイルかも。


2006年 5月 11日 木曜日

BSDCan 2006 day2

 今日は dev summit の2日目。
 内容は例によってdaichiさんのレポートで。

 終了後はたまたま同じ日に成田から出発してダブリン経由でオタワ入りした metal さんと合流して、レジデンスにmetalさんと二人の相部屋にチェックインしなおして(結局同じ部屋になったけど)、hrs さん・daichi さんの泊まっている LES SUITES (無線LANが使える) でしばらく休んだあと9時過ぎにごはんを食べにいったら、どこも閉店済みな罠。幸い24時間開いている店をみつけたので、そこでなんとかお腹を満たせましたが。

IPv6 アドレス移行

 オタワから自宅のネットワーク環境をいじるテスト、ということで、日本にいるうちに申込んでおいた OCN IPv6の設定を。OCN会員でなくても月額500円でトンネルを掘らせてくれるので、今月一杯で切れる 3ffe::/8 実験アドレスの有効期限を前に、2001::/8 の正式アドレスへの移行を。
 設定自体は IPv6ブログ: PC-UNIXでOCN IPv6ことはじめにあるportsを使ってID, パスワード、接続先のサーバ名、RA を流す interface 名を入力すればおしまい。要は L2TP でlayer2 のトンネルを掘って、DHCPv6 でプリフィックスを取得するだけなんですね。で、L2TP だから NAT があっても大丈夫、と。


2006年 5月 12日 金曜日

BSDCan 2006 day3

[All conference assembly]  今日からは通常のカンファレンスメニュー。日本人は4人だけかと思っていたら、もう一人ネットワークオペレータ方面で名前を見掛けていた方と一緒になった。ちょっとびっくり。名札には、そっちじゃなくて FreeBSD なサーバをたくさん運用しているところの組織(?)の名前が書いてありましたが。
 セッションに先立って行われたオープニングセレモニーでは、phk による Euro BSDCon 2006 のアナウンスにまじって、gnn が Asia BSDCon 2007 のアナウンスをしてました。いよいよ発表なのかな。imp (Warner Losh) の日本語で論文書かないといけないのか、とうちゃちゃに対して、gnn がおまえだけな、と返すというほのぼのとしたやりとりがされる場面も。
 daichi さんのレポートにないセッションとしては、Experiences Bringing FreeBSD/arm up on Atmel AT91RM9200 (speakers: Warner Losh, Olivier Houchard ) というのを聞いてきたんですが、あんまりよく覚えてないので割愛。その他は phk (Poul-Henning Kamp) の書いた malloc (phkmalloc) を置き換えるものとなった jemalloc の発表をする jasone (Jason Evans) のセッションで、一番前の机のまんなかに phk が座って前をみつめるというパフォーマンスが面白かったです。

[Hoegaarden White]  昼ごはんは道路挟んだ向かいにある Sports Complex の2Fにある ZAMPUB の中で。慣れてないのか意思統一されていないのか会計待ちがひどいことに…。
 夜はPatty Boland's Irish Pub & Carveryというところで、social event っぽい感じでディナー。カナダまできて Hoegaarden かよ、という気もしつつ、ついつい飲みなれたものに。上に乗ってるレモンはよくわからないけど。


2006年 5月 13日 土曜日

BSDCan 2006 day4

 いよいよ最終日。近くの店でDenny's Breakfastみたいな朝ごはんを食べて、会場へ。
 いよいよ感想がぞんざいになりますが、daichi さんのレポートは以下のとおり。
 短い間でしたが、名前しか知らない人の顔をみられたのは、よかったな。
 スライドやペーパーの内容はこちら

[りす]  終了後、キャンパス内を歩いていたらリスがうろうろしてました。ううむ、のどかだ。

[焼かれた肉][鉄板焼] [リドー運河]  最後の夕食は、私が一日目に行った Japanese Village へもういちど行くことに。こんどは Teppanyaki をオーダーして、写真のような感じに。これはエビのむき身を焼いているところ。焼かれた肉のほうは、ちょっとぶれてしまった…。
[瓶詰スターバックス]  そのあとリカーショップへ行っておみやげ用のお酒を物色したり、スーパー(Loeb Rideau Street Market)で買い物して hrs さん・daichi さんの部屋で打ち上げのようなものを。私はこれを機会に北米でしか売っていないスターバックスのボトルに入ったフラペチーノを買って記念写真(まんなかにあるのは本物のトールモカ)。どちらも 1.99 カナダドル


2006年 5月 14日 日曜日

さよならカナダ

 というわけで、全日程を終了して今日が帰る日。gnn と一緒に朝ごはんを食べて、また日本で会いましょう、とお別れ。
 人数いるのでタクシーで空港まで行って、トロント経由で成田へ。オタワでチェックインをしたのだけれど、私はトロントまでのしかチェックインしてくれなかった。なんか説明してくれてたような気がしたけどまぁトロント行けばわかるや、と OK, OK とあんまりよくきいてなかったら、トロントで、おまえの予約が見つからない、といわれた。
 えー、とかなんとかいってたら、担当の人がよそと電話しているうちに解決したらしく、無事発見してもらえた。うーん、なんだったんだろう。ANA と Air Canada のコードシェア便で、もしかしたら ANA のカウンターに行かないといけなかったのかな? と思いつつ調べてもトロントには ANA のカウンターはなさげなんだが…。
 そんなちょっとしたトラブルはありつつも、無事トロントでもスターバックス TORONTO PEARSON INT'L AIRPORT店で tall mocha frappuchino を急いで食べて、機上へ。


2006年 5月 15日 月曜日

日本へ到着

 AC001/NH1893便は定刻よりも1時間ぐらい早めに成田へ到着。カナダ-日本便は、英語、フランス語、日本語の3ヶ国語でアナウンスしなきゃいけなくて大変ね。
 入国手続きも税関も問題なく通り抜けて、JRで帰るというhrsさんdaichiさんと別れて、京成/京浜東北経由で無事帰宅。
 疲れた…、けどあしたから会社。


2006年 5月 18日 木曜日

OCN IPv6の逆引き

 OCN IPv6でIPv6 connectivityを確保できたのはいいけれど、逆引きの委譲がされないので、アドレスからの逆引きができないのでした。
 それでは困るので逆引き委譲してください、とメールで問い合わせたら、「第2種契約のため、逆引きゾーンの権限委譲は提供しておりません。」と門前払いされてしまった。けちー。


2006年 5月 20日 土曜日

買い物

よつばと! 5 (電撃コミックス) / あずま きよひこ [ISBN4-8402-3441-8]

メロディ 6月号
連休だなんだで買い逃してたのでいまごろ購入。次号から隔月刊なのか。
アフタヌーン 6月号
こちらも同じく買い逃してたやつ。

大極宮フェア記念トークショー@講談社講堂

 行けなくなった人から入場券をもらって、大沢在昌・京極夏彦・宮部みゆきの3人のトークショーに行ってきました。この3人の朗読会には去年も行ったけれど、今回は世間話というかばか話を延々と1時間以上3人が話すというものだったんですが、この3人が話すとなんでも面白いですね…。実にたのしい1時間でした。
 場所も講談社の本社の講堂という、ふだんはあまり入れないところでなかなか興味深いところでした。ちょっとはずれとはいえ都心にこんな大きな講堂持っているとは、歴史を感じます。


2006年 5月 25日 木曜日

買い物

四つ葉のクローバー<通常盤> / 岡村孝子 [BVCR-11086]
孝子さんの新しめの音を聴くのは、2000年のReborn以来な気がしますが、聴けばすぐわかる孝子節というか独特のメロディ回しが懐しい。
3,2&1 / 小沼ようすけ [SICP-10023]
アコースティック色の強いアルバムですが、個人的にはエレクトロニックの方が好きかなあ…。
一人でアコースティック ×2 (ソロとバッキング) + エレクトロニックをオーバーダビングしているだけ (他の楽器なし) な Spain がとても印象的。
ヘッド・ハンターズ / Herbie Hancock [SRCS-9653]

2006年 5月 26日 金曜日

立喰師列伝

 ふと気づいたら公開最終日ということで、慌てて行ってきました。毎週金曜日は押井監督と誰かしらゲストが来ていたんですが、今週はプロダクションI.G.代表の石川光久さんと、「世界の中心で愛を叫ぶ」の行定監督。石川さんはともかく、行定監督が以前押井監督の作品の美術を手伝ったことがあるというのは意外な関係。
 本編の方は、悪ノリの加減が押井監督らしい作品になっていました。うそをもっともらしく見せるだけでなく、虚構を大うそでぶち壊すような演出が笑いを誘います。あと兵藤ゆきがきれいでした。


2006年 5月 27日 土曜日

川村結花@山手ゲーテ座

 PIANO Seasons 〜Vol.1〜 と名付けられた、毎回ゲストを迎えてデュオ編成で各地でライブを行うシリーズの第1回。
 今回は「潮風に伝うViolinCello/with 四家卯大」というサブタイトルで、チェロの四家卯大さんをゲストに、横浜の港がみえる丘公園の近くにあるゲーテ座という100人ぐらいのホールでありました。
 TFMのヒーリング・ヴィーナスも終わってしまったし、川村さんの歌やしゃべりに触れるのは半年ぶりでしたが、雨がしとしと降り肌寒い中、こじんまりしたホールでピアノとチェロの演奏の上で響く川村さんの歌は、あいかわらずあったかさみしく、心に染み込んでくるのでした。CDでも入ってましたが、「わたしが知ってる」にはチェロがよく合いますね。また、アンコールの最後で演奏されたインスト曲も、しっとりとエンディングを飾る、いい雰囲気の曲でした。


2006年 5月 31日 水曜日

GARY BURTON QUARTET REVISITED featureing PAT METHENY, STEVE SWALLOW & ANTONIO SANCHEZ@ブルーノート東京

 各人はよく名前を聞くメンバーですが、いまだに生で音を聞いたことはなかった4人。なかでも注目していたのは、小曽根真の先生としてもおなじみのゲイリー・バートン、そしてゲイリー・バートンのバンドで有名になったパット・メシーニなのですが、最初の音を出した時点でゲイリー・バートンのヴィブラフォンの音、パット・メシーニのギターの音どちらもあぁ、と思う個性の強い演奏で、なんだかそれだけでうれしくなってしまうパフォーマンス。
 それだけでなくスティーブ・スワローは年取ったようにみえますが、まだまだしっかりとしたベースライン、そしてソロをみせるし、アントニオ・サンチェスのドラムもぐいぐいひっぱるし、で入れ替え制のため1時間という短いステージでしたが、充分満足なライブでした。

買い物

ゆきのはなふる (ジェッツコミックス) / わかつき めぐみ [ISBN4-592-14268-3]
わかつきめぐみの「主様」シリーズが、書き下ろしを含めて単行本に。
あの山越えて 8 (秋田レディスコミックス) / 夢路 行 [ISBN4-253-12094-6]

S-Fマガジン 7月号

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最終更新: 2006年12月05日02時59分